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競プロの精進記録その他。

ICPC2020 アジア地区 横浜大会 参加記

早稲田大学のチームUHISHIROは、6完21位でした。

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Day -n

割とそこそこの頻度でチーム練をしていました。

同大学のB2チームGive_us_sociabilityと一緒に走って感想戦をしたりしていた。かなり楽しかったです。

Day 1

13:00頃に指定のZoomに入り、学生証を見せたり誓約書を書くなどの諸々の手続きを済ませる。

practiceでは色んなverdictが出ることを確認したり、clarを投げてみたりした。

また、practiceのD問題が普通に難しかったので全員でそれの考察をして3人同時に実装したりした(僕はclarで投げる英語の文章が恥ずかしくないようにちょっと推敲してたりしたら普通に時間内に終わらなかったので、後でAOJで通した)

day1終了後、コーチのyamadさんがslackに貼って下さったこの問題を通して明日の起床成功を確信(?)

また、1週間前にJAG開催の模擬地区予選でA問題の読解に手間取りそれが模擬地区の冷えに繋がったと反省したので、少し英語問題文の読解の練習をしていた。

日付が変わるぐらいに就寝。

Day2

緊張してたのか分からないけど5:00に目が覚める。n度寝して起きたら7:30だった。天才。

飲み物の買い出しついでに散歩したりして頭をスッキリさせ、コンテストに備えた。開会式後、コンテストがスタート。

0~1h

AB難易度順C以降randomizedされているので、僕A、suta B、kiyoshi C以降の解けそうなやつを探す、という方針でスタート。

Aがすぐ読める。ナイス反省、ありがとうJAGさん...

しかし1分ぐらい考えて、俺がやるよりkiyoshiにやってもらった方が爆速で通ると思ったのでkiyoshiに問題概要を伝えてバトンタッチ。

しばらくするとAが通る。

sutaもBを読み終わりすでに実装を開始していた。僕は後ろから適当にKを読む。kiyoshiはHとかGを読んでた気がする。

Bの実装が終わり出すがWA。順位表を見るとそこそこWAが出ていたのは知ってたのでそこまで動揺しなかった。

少し考えるとhackケースが生えたので、それを元にこういう実装をしてほしいとsutaにお願いし、書いてもらう。少しバグっていたがなんとかBをAC。

sutaとkiyoshiがJの相談を始める。ここで他の問題の読解をしようとKの続きを読もうとするが、なんか全然解かれてないので読むのをやめ(は?)て順位表を見ると、阪大のonionsがCを通しているのを見つける。Cを読んでみたらヤバそうなので一旦放置する。

1~2h

なんかsutaがJができそうと言って実装を開始する。kiyoshiがG読めないと言っていたので読解を手伝う。

Jが通る。 僕もG読めなかったので(は?)3人でGを読む。割とすぐ読解が終わってGの相談を2人でし始めていたので、3人で1つの問題に固まるのはまずいと思い、Iを読み、考える。

Gはもう少しで詰められそうな雰囲気が出ている。一方僕は「二部グラフ 完全マッチング 数え上げ」で検索してNP困難であることを知り、ため息をついていた。(????)

Gがkiyoshi担当になったようなのでsutaにI問題の概要を伝えると、割とすぐ「箱根DPっぽいね」という。検索するとたしかにな~となる。

2~4h

2人で1hほどIを考えるけど全く生えない。ここらへんで自分はIに絶望を感じてCに浮気する。(え?)

kiyoshiがGをoff-by-oneでバグらせ泣き叫んでいた。

Cのサンプルをぼんやり眺めていたらoutput4の出力が割と賢いことに気づく。「もしかして高々5行で済むのでは???」となるがお気持ちでしかないのでちゃんと考察する。

とりあえず仮説をもとにCの全探索を書くことにする。

Gと格闘していたkiyoshiがGをついに通す。

4~5h

Cが書き上がったが盛大にバグらせていたのでkiyoshiに介護してもらう。

途中で、そういえばsuta大丈夫か?となり様子を聞くと

suta「実はI解けててこっそり実装してます」

本当にびっくりした かっこよすぎて草

その後もCのバグと格闘していると、

suta「あの」

suta「ご報告があります」











suta「I通りました

チーム通話は称賛の嵐であった。Cを絶対に通そうと言う気持ちになる。

その後は無事Cのバグが見つかり、凡ミスで1WAしたもののCが通る。

最後は3人でHを考えていたけど、こんなん無理じゃんって言ってたらコンテストが終わってしまった。あっという間...

その後

コンテストが終わった後はgatherに入って色々な人たちと交流させていただいた。 UHISHIRO+Lorentさん+じゅぴろさんで解説やyes/noを観戦したり、懇親会もTwitterでよくお見かけする有名な方と沢山お話させていただいた。

毎回NOSSさんとは懇親会でお話させていただいているような気がする。いつもありがとうございます。

皆さんが気さくに話しかけて下さり、温かみを感じました

感想

途中何もしてなかったけどCの考察実装ができてホッとした。

横浜大会はめちゃくちゃレベルが高いなと感じた。

実はUHISHIROは来年で解散になってしまうので、来年もアジアに行けるように頑張ります。

コーチのyamadさんを始め、早稲田大学の方々、ICPCの運営をして下さったすべての方々、模擬国内や地区予選を準備して下さったJAGの方々等にこの場を借りて(?)感謝の意を申し上げます、本当にありがとうございました!!!

来年は早稲田2チーム以上進出してオンサイトでわいわいしたいです!それまでにまた精進を頑張ろうと思います(卒論さん...?)